『 マッケンジー 彷徨 』 著者・麻生 弘毅 2011/09/17 [スタッフ日記]
全国、6人ぐらいの 麻生 弘毅 ファンのみなさま、
大変長らくお待たせ致しました。
雑誌 「 カヌーライフ 」 で 「 川が空へ流れるほうへ 」 という連載を読んだことが
ある方も多いかと思います。
北極海へ流れ込む 「マッケンジー川 」 を舞台に、
折りたたみ式のカヤックで旅をした筆者の旅の記録。
連載で掲載されていたのはその旅の一部で、
今回発売された 『 マッケンジー彷徨 』 は、その完全版と言える内容が
書かれています。
僕は当時、筆者のことも知らなければ、マッケンジーがどこかも知りませんでした。
誰なのか、どこかも知らない記事を読むつもりはなかったのですが、
パラパラとページをめくっていると、美し過ぎる写真の数々がきっかけで
ふと読み始めた文章に、グイグイ引き込まれたのを覚えています。
雄大な自然の中で旅が進むにつれて、身も心もボロボロになっていく姿。
何度も自分の弱さを認識しては、自分は駄目な人間だと嘆いていたり、
人間味丸出しの、赤裸々過ぎる文章に
自然のありのままの綺麗さ、素晴らしくも 面白い出会いの数々、
そして野外の様々な作法。
そんなエピソードがこの1冊にぎっしり詰まっています。
僕自身、発売を楽しみに待っていた本。
『 マッケンジー彷徨 』 遂に入荷致しました。
秋の夜長にお勧めですが、
面白くて、1日で読み終わってしまいました。。
オオウチ