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GRAND CANYON KAYAK TRIP 5  2012/04/30 [Grand Canyon kayak trip]

『 インディアン 嘘つかない 』

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フラッグスタッフの街の喧騒を早朝に抜けて、アメリカらしいまっすぐな1本道を
ひたすらグランドキャニオンへ向けて車を走らせます。

最初はその広すぎる景色にいちいち驚いていましたが、
さすがに何時間も同じような景色が続くと猛烈に眠くなってきました。

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眠気がピークに達した頃、広大な砂漠地帯にポツンと掘っ立て小屋が密集した所で
ちょっと寄り道。

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ここは、この地に住むネイティブアメリカンの伝統的な装飾品の出張販売所的な
場所でした。

何でも、日本の有名なインディアンジュエリー屋さんも足を運んでいるそうです。
ちなみに、日本で買うより全然安いです。

恐らく生まれて初めてネイティブアメリカンと会話をしましたが、
その眼光の鋭さが印象的でした。

オーラがあった、と言うと安っぽい表現ですが、
自然と共存して生きている彼らの雰囲気は独特で、
欲というものが感じられないのですが、幸せに満ちている様な、
大切モノを知っているから動じないというか・・ 

上手く言えませんが、『 強い! 』 といった感じをひたすら受けました。

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高台へと進むと、いよいよ僕らが下るコロラド川が見えます。

「 ここを通過するのは、スタートして1週間くらいかな。
 生きていればね。。
 カヤックのお前はいないかもな~。 」 と、エド。

笑うしかありません。。

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最高に楽しい男、ピート。

アラスカに住み、何ヶ月もダッキーを使って旅をしまくっている彼も
コロラド川の出発地点である 『 リーズフェリー 』 が近づくとテンションの高揚を
抑えられないご様子。

「 これから最高の旅が始まるんだぜー!! 」
「 グランドキャニオンの谷底でキャンプだぜー! 」

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ナバホ族の名が付けられた 『 ナバホブリッジ 』 を渡ると、
リーズフェリーはすぐそこです。

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橋からコロラド川を見下ろすと、
そのボイルっぷりにまたしても笑うしかありません。。

噂には聞いていた 『 クセのある流れ 』 というのはコレだったのですね。

コロラド川の流れは、今もなお左右の断崖を削り取っていて、
巨大な岸壁がそのまんま川底へと落ちていくこともザラでした。

なので、川底がデコボコになり、ボイルパラダイスとなっているそうです。


「 ロール、あがるかしら・・・? 」

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あの流れを見ての、一抹の不安は置いておいて、
やっとリーズフェリーに到着です。

僕らしかいなく、まるで静かな湖畔の様な場所でした。

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ビールとビールと、荷物とビールをレンタトラックから降ろして
まずはここまでの無事を祝って乾杯をしました。

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ラフトボートの準備をしながらはしゃぎまくるピート。

この顔。

こっちまでつられて楽しくなっちゃいます。

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今日から暫くの間、テント生活も始まります。

気持ちが高ぶっていたのと、
あまりにも辺りが静だったので、なかなか寝付けませんでしたが、
満点の星空の下、少し散歩してテントに戻ったらグッスリ。


明日はレンジャーがきて職務質問級のチェックがあるそうです。



オオウチ


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